突然、住宅街のはずれの山林に洋食屋が出現しました。

 八街市街の国道409沿いに「ふらんす屋」をオープンしたのが昭和56年。
 その後、次第に町は住宅ラッシュを迎えて人口が増えてより賑やかになりました。
 周囲には郊外型のスーパーや外食産業がひしめくようになっていく一方で、オーナーシェフの坂本さんは「自然の中でゆったりとくつろぎの時間を提供したい」と、お隣の山武市への移転を決意します。
 山武市椎崎にある山林約2000坪の開拓がはじまりました。あえて業者の手は借りずに、友人・知人らとともに5年がかりで土地を整備してきたといいます。そして今年春、待望のレストランを開店したのです。
 それまでの30余年の間には大勢のお客様にご利用いただいてきたので、八街を離れてしまっていいのかと疑問の声や、「行かないで欲しい」との声もありました。

 新しい「ふらんす屋」がスタートして初めての夏。酷暑といわれる中でも木々のあいだを爽やかな風が吹き抜けます。この日、オープンカフェで「一夜限りのビアガーデン」を開きました。少し秋めいた風と響き渡る虫の音をBGMに、馴染みのお客さまに愉しい食事と美味しいお酒を振舞います。
 ずっと変わらないこだわりの料理と山武の四季の自然を満喫できる新しい「ふらんす屋」。ダイニングの薪ストーブに火を入れる季節が、いまから楽しみです。

ふらんす屋
千葉県山武市椎崎1321-2 

☎0475-80-7887 

http://france-ya.main.jp/
※野外コンサート・フリーマーケットを予定しています。
 詳細はHPからご覧下さい。