東金御成街道ウォーキング

 東金御成街道は徳川家康が鷹狩りのために作らせた、船橋から東金御殿(現在の県立東金高校付近)へと続く街道(約32㎞)の一部です。
 御成街道保存会は、地元商工会議所が音頭をとるかたちで、倒木や雑草で寸断されていた「おあし坂」の復元事業を行ったことをきっかけに4年前に設立されました。以来、建設業者、歴史愛好家らが中心になって、御成街道を中心とした地域の里山保全活動をしています。街道周辺にまつわる諸説を紐解きながら「故郷の原風景を次世代に残す」「歴史遺産を風化させない」という活動趣旨が評価されています。
 今年は、「家康公来訪四〇〇年とうがね祭り」の一環として、御成街道の全行程を辿ったルートを3つのグループに分かれて踏破するイベントを実施しています。10月20日に開催する市民参加のイベント「東金御成街道ウォーキング」では八鶴湖畔までの行程約5㎞を各所で解説を加えながら歩き、総勢約100名の参加者(定員制、要申込)とともに楽しく歴史散策をする予定です。
 ウォーキング参加者は、八鶴湖に到着したあとは諏訪流鷹匠による鷹狩りの模擬フライトを観賞します。

※記事は2013年発行当時ものです。




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