もともとこの浄水器はNGOを通じで飲料インフラの整っていない開発途上国へ広めるために開発されました。東日本大震災を受けて国内の有事における飲料確保のために、軽量コンパクトで、河川・湖沼の水でも飲料化できるように商品化しました。
2013.12、街波通信社のある東金市内の八鶴湖で通水後の水質調査をしたもようを動画にまとめたものです。
使い方はとてもカンタン。川のでも安心して美味しく飲むことができます。
【ご家庭でも】普段からキッチンで美味しい水をご利用になって、有事の際にはお風呂場の浴槽の水でも同じように飲料にすることができます。
自治体担当者の方へ
是非ご一読下さい。
断水対策に加圧式給水車は必要か?
東日本大震災の被災地支援でも活躍した加圧式給水車。赤い塗装ではなく、銀色のタンクを背負っている消防のポンプ車のような車で、ホースで給水できるほか、備え付けの蛇口からポリタンクなどにも給水できます。しかし、1台700~900万円(容積約1200ℓ)もの予算がかかるのが難点だといいます。1000年に一度とは言わないまでも、災害時のためにこれだけの投資をするのは必要な投資なのでしょうか?使わないに越したことはありませんが、車は年々型式が古くなり、乗らなくても車検は必要です。たまに訓練で使うなどしてメンテナンスしておかないと器具は使えなくなってしまいます。そのうえ、実際の地震などで土砂崩れや液状化などによって道路が寸断されてしまったら、目的地にたどり着くことさえできません。
非常時の飲料水はペットボトル飲料でいいのか?
ペットボトルの飲料水を備蓄している自治体も多いかと思います。品質保持期限は約5年と言われていますが、最近のミネラルウォーターの価格がだいぶ安くなってきたので市販のペット飲料を定期的に買い替えて備蓄した方が安いという研究報告もあります。政府の指導では1日ひとり3ℓの水を3日分備蓄するように言っていますが、重たくかさ張るのでこれを有事の時に自宅から避難所まで運ぶことも、避難所に何百人分を備蓄することも現実的ではありません。
災害時のための浄水装置をご検討下さい!
ここで紹介している災害時用浄水器は、もともとNGOから海外発送ができるように設計したもので、コンパクトであるだけでなく、独自のアイデアによる3種のフィルターを一つに統合し軽量化したことで2012年に国内特許を申請しました。浄水能力は1本で5000ℓ程度あります。救急箱や消火器のように各避難所、学校、公民館、集会所などに1本設置しておくだけで良いのです。